STAGE STYLE

<オリジナルコンサート>

初ライブは 1970年8月に西尾市綿業会館にて上演した「山本正之 フォークによく似たコンサート」

であり、以後大学生終了まで毎年、西尾市内の小ホールでライブを開催したが、歌唱楽曲の殆どが

オリジナルではなく、既成のフォークシンガーたちの楽曲を自分流にアレンジして上演したことに

より、オリジナルとしてカウントをしていない。初のオリジナルコンサートは 1983年12月に 新宿

タイニィアリスにて上演した「ペガサスが空を駈る」であり、以降、「アフロディテを海に残して」

「EXIT/出/文明期」「天体図鑑」と続き、直近の「飛行原理」へと展じてゆく。演奏スタイルは

基本が自身のアコースティックギターによる独演であるが、1990年頃にツインキーボードのバック

バンド「ザ・サスクハナ」を結成し、時期に応じてメンバーを組み代えながら上演している。


<マサユキ前線>

2002年4月〜6月に第1回目が開催された全国ツアー。2〜3ヶ月内の毎週末、北から南、或いは

南から北へと移動して上演する。開催地の規模により、コンサートホールでの催行もあれば、会社

会議室、ライブハウス、または後述するカラオケ店での歌唱と、多様な形式をとる。オープン時刻

と同時に山本が客席を回り、サイン、握手、歓談を繰り広げ、その後楽曲を歌唱する。終了後には

記念撮影をし場合によっては、食事、宴会へとなだれこむ事も少なくない。2年ごと、西暦の偶数

年に開催され、2016年に一旦終了、2020に復活の企画を持つものの、事情により延期。


<アニソンしばり>

100〜200人規模のライブハウスで上演するアニソンのみのライブ。約3時間超三十数曲 エレアコ

ギター OVATION LEGEND 1767 を駆使し、スタンディングで歌唱。客席の手拍子と掛け声を煽り、

その熱狂感は、ロックアンドロールのステージを彷彿させる。ほとんどが独演であるが、過去には

小原乃梨子、笠原弘子、原良枝がゲスト出演した記録がある。


<カラオケショー>

東京、大阪以外の都市の、カラオケ店(特にJOYSOUND) にて開かれるショー。場所によっては

スタッフが同行せず、山本ひとりで現地に向かい、約2時間半、観客ひとりひとりの「お好きな歌」

を歌唱する。飲酒も自由であり、子供の入場を禁じない事もある。


<面影橋リクエストショー>

毎年末、東京面影橋の小劇場にて開催している。観客数を 1ステージ50人程度に限定し、三日連続

で催行する。初日に限り、クイズ、ジャンケン、トランプ、あみだくじ、などでリクエスターが決

定し、お一人につき1曲、リクエストができる。二日目、楽日は、舞台上に独特の商品が置かれ、

それを、オークションで落札した人が、1曲リクエストできる。尚、このオークションの売り上げ

の使途は、未だ明としていない。


<リクエストショー行脚>

面影橋以外でのリクエストショーをツアー仕立てにした催事。マサユキ前線を催行しない年に企画

実行し、ほとんどの会場が面影橋同様オークションによってリクエスターが決まり、1日10曲前後

の楽曲を歌唱する。尚、このオークションの売り上げの使途も、未だ明としていない。